たくさんの記録を作った元横綱白鵬(宮城野親方)が、相撲協会に退職届を提出して話題になっています。
その理由は、後輩照ノ富士親方との不仲や、相撲協会から陰湿なイビリがあったと言われています。
今回は、白鵬(宮城野親方)と照ノ富士親方との不仲と言われるエピソードや相撲協会のいじめについてわかりやすく解説します。
白鵬が退職届を提出!
【スポニチ報道】元横綱・白鵬の宮城野親方、日本相撲協会に退職届を提出かhttps://t.co/3CgQ1sANrR
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 29, 2025
関係者によれば協会側は受け取らず保留扱いにしており、週明けの6月2日に臨時理事会を開いて閉鎖中の宮城野部屋の今後について協議する予定だという。 pic.twitter.com/eWTdD0CsdA
2025年5月29日、元横綱白鵬(宮城野親方)が相撲協会に退職届を提出したことがわかりました。
これより退職理由を詳しく見ていきます。
白鵬が退職する理由は照ノ富士との不仲!


退職理由は、後輩の照ノ富士が自分の上司になることに耐えられず、白鵬は相撲界を去る決意をしたと言われています。
白鵬(宮城野親方)が退職する最大の理由として言われているのが、後輩である照ノ富士親方との確執です。
この問題は単なる仲が悪いなどではなく、白鵬(宮城野親方)のこれまでの実績とプライドを壊すものだったと見られています。
現役時代から続いていた確執

白鵬(宮城野親方)と照ノ富士親方との間には、お互いが現役時代からの確執がありました。
- 2017年:貴ノ岩暴行事件の巡業中、照ノ富士が「壁がある」と先輩横綱たちに反発
- 2021年:名古屋場所で「あなたの時代は終わった」と白鵬に耳打ち
- 千秋楽(最終日)では白鵬が照ノ富士に全力勝負、これが現役最後の取り組みに
これらのことは、「表面上は何もなく見えていたが、内心ではわだかまりが続いていた」と証言する関係者もいます。
後輩を師匠と呼ぶことが決定打!

現在、白鵬(宮城野親方)は伊勢ヶ濱部屋に預かりとして在籍していますが、近々照ノ富士親方がその部屋を継ぐことが決まっているのです。
つまり、白鵬(宮城野親方)は自分より後に横綱になった年下の照ノ富士親方を「師匠」と呼び、従わなければならない状況に追い込まれるのです。
白鵬はこれからどうする?

白鵬(宮城野親方)は相撲界を離れても、相撲から完全に離れるわけではありません。
すでに、
- 自ら主催する「白鵬杯」を国際的な相撲イベントへ拡大
- 世界中の少年たちが参加する相撲交流を実現
- 相撲のグローバルスポーツ化を目指している
という今までとは違う形で相撲に関わる活動をしています。
相撲協会のいじめが陰湿でヤバい!

白鵬だけに過剰な処分や冷遇が続き、実際には追放に追い込まれた形だった。
白鵬(宮城野親方)の退職は、人間関係だけでなく、相撲協会からの対応にも深く関係しています。
ここでは、白鵬(宮城野親方)だけが重すぎる扱いを受けていたとされる問題を解説します。
他の親方と比べて処分が異常に重い

白鵬(宮城野親方)は弟子の暴力事件の責任を問われ、以下のような処分を受けました。
- 「年寄格」の2階級降格(協会内での親方としてのランクダウン)
- 給与減額
- 宮城野部屋の無期限閉鎖(=弟子たちも部屋を離れる)
しかし、稀勢の里(二所ノ関親方)の部屋で未成年の飲酒や不適切動画が出た際には、厳重注意のみで済んでいます。
「誓約書」の作成や「断髪式無視」

さらに、白鵬(宮城野親方)には
- 引退後に前代未聞の「誓約書」提出を求められた
- 自身の断髪式に協会幹部が誰も出席しなかった
- 一代年寄(横綱の功績に与えられる特別な親方名跡)の承認も得られなかった
ここまでくると、「協会が白鵬をよく思っていない」と感じても不思議ではありません。
まとめ
今回は、白鵬(宮城野親方)と照ノ富士親方との不仲と言われるエピソードや相撲協会のいじめについて解説しました。
今回分かったことは以下の通りです。
- 宮城野部屋がいつまでも再開できず、後輩の照ノ富士の下で働くしかない状況になってしまった
- 照ノ富士とは現役時代からのわだかまりがあり、一緒にやっていくのは難しかった
- 協会の対応は白鵬だけに厳しく、少し感情的に見えるところもある
- 白鵬は今後、自分の大会「白鵬杯」などを通して、新しい形で相撲を広めていく様子
- 日本相撲協会は、長年活躍した白鵬という大きな存在を、自分たちの手で追い出してしまったとも言える
白鵬(宮城野親方)のこれからに、引き続き注目していきましょう。
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